浦和 GK西川周作が史上3人目のJ1通算600試合出場 節目の試合を勝利で飾る

 「明治安田J1、浦和2-1横浜M」(6日、埼玉スタジアム)

 浦和のGK西川周作(37)が史上3人目、現役ではトップとなるJ1通算600試合出場の節目を勝利で飾った。

 浦和は42分にMF伊藤のゴールで先制すると、後半21分にも伊藤が左足シュートで追加点をたたき出した。横浜Mに後半41分のDF加藤聖のJ1初ゴールで1点差に迫られると、その後も猛攻を受けるも西川を中心とした守備陣が1点のリードを守りきって勝利した。

 元日本代表の遠藤保仁氏、楢崎正剛氏といったレジェンドに次いでの記録達成にも西川は「チームが勝ったことがすべて」と笑顔。「デビューした時ときもマリノス(戦)だったなと。あとは1年前、自分たちがACLを取ったなっていう。天気も非常に似ていて、その中で勝った。いい思いがあった」と西川。この日の試合前、昨年のACL優勝の映像を見たと明かし「何回見ても鳥肌が立つ。またあの場所に戻ってACLを取りたい」と意欲を見せる。

 「僕の理想はできるだけ長くやりたいのと、チームにたくさんの勝利をプレゼントすること。目に見える結果は常に出し続けたい」と大記録も、あくまで通過点と強調していた。

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