神戸ホーム2勝目 吉田監督采配がズバリ ターンオーバー成功 MF佐々木が先制弾

 前半、2点目を決めて喜ぶ神戸・宮代(左)
 前半、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・佐々木(右)
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 「明治安田J1、神戸3-2新潟」(6日、ノエビアスタジアム神戸)

 前節から先発を9人入れ替えた神戸が新潟を3-2で振り切り、勝ち点2差の2位を守った。首位の町田は京都に3-0で完勝。G大阪はC大阪との大阪ダービーを1-0で制し、浦和は2-1で横浜Mに勝った。東京Vは3-2で磐田を破ってホーム初勝利を挙げた。

 吉田監督の秘策が見事にはまり、神戸が今季2度目の2連勝で3月30日・札幌戦以来となるホーム2勝目を挙げた。同監督は「自分が勝てると思ったメンバーでターンオーバーした」と、顔ぶれを大幅に変更した。

 3日・名古屋戦から中2日の疲労を考慮し、前節から先発9人を入れ替えた。FW大迫らベテランはベンチスタート。MF鍬先やDF岩波ら5人をリーグ戦初先発させた。さらに、本来センターバックのDF菊池を右サイドバックに起用。「みんな驚いたと思うが、僕と流帆の中では前からあった」と温めていたポジション変更を断行すると、前半15分にMF佐々木が先制弾。同25分にはCKから菊池のヘディングに宮代が反応して2点目を挙げるなど、序盤から優位に立った。「前半はパーフェクトな出来」と、指揮官は新たな顔ぶれのチャレンジに手応えをつかんでいた。

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