レアルに逆転負けのバイエルン激怒 デリフト「これは恥。線審はミスを認めた」 トゥヘル監督「謝罪は何の意味もない」
「欧州チャンピオンズリーグ・準決勝第2戦、レアル・マドリード2-1バイエルン・ミュンヘン」(8日、マドリード)
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は8日、マドリードで準決勝第2戦が行われ、レアル・マドリード(スペイン)がホームでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2-1で逆転勝ちし、2戦合計4-3として2季ぶりに決勝に進んだ。あと2分で試合終了というところまで敵地でリードを奪い決勝進出に迫っていたバイエルン・ミュンヘンは試合後、怒りに震えた。
問題のシーンは規定のロスタイム9分を過ぎた後半58分すぎ。バイエルンはロングボールを繋ぎオランダ代表のDFマタイス・デリフトがシュートを決めたが、その前にオフサイドの笛が吹かれ同点ゴールは認められなかった。
「誰もがルールを知っている。オフサイドの可能性があったとしてもプレーは続けられるべき。これは恥。線審は僕に対してミスを認めた。(決勝点となった)ホセルのゴールはプレーが続き、僕らの時は許されなかった」とデ・リフト。トーマス・トゥヘル監督も「あの状況で旗をあげるというのは非常に大きな誤り。謝罪は何の意味もない」とした。