三菱重工浦和が日本女子サッカー初のアジア王者に輝く 仁川に2-1逆転勝ち 日本代表・清家が同点ゴール
「女子アジア・クラブ選手権・決勝、三菱重工浦和2-1仁川」(10日、浦和駒場スタジアム)
アジアの女子クラブチームによる招待大会「AFC Women’s Club Championship 2023-Invitational Tournament」決勝が行われ、三菱重工浦和がホームで仁川(韓国)に逆転勝利。日本女子サッカー初のアジア王者に輝いた。
前半13分に自陣でボールを奪われたのをきっかけに失点。嫌な雰囲気が漂ったが、ここまでWEリーグ17得点のエースが流れを変えた。
同22分、日本代表のFW清家がMF伊藤のふわりと浮いたパスに反応。相手DFの背後に抜けだし、右足でボレーシュートをゴール左にたたき込んだ。同大会では4試合7得点目と、勢いそのままにゴールを奪った。さらに同26分には右CKからFW島田が頭で合わせて勝ち越し。わずか数分で逆転に成功した。
後半開始時には日本代表のDF高橋を投入。守備に安定感が増し、リードを最後まで守り切った。浦和はACLを3度制覇した男子に続いて、アジアの頂点に立った。