鹿島が3点リードを追いつかれて痛恨ドロー ポポビッチ監督「私の責任」FW鈴木「守り切れないのは弱いチーム」

 「明治安田J1、鹿島3-3東京V」(12日、カシマスタジアム)

 鹿島が3点のリードを守れず痛恨の引き分けに終わった。

 前半5分に相手のハンドで得たPKをFW鈴木が決めて先制すると、その3分後にもMF名古のゴールで2点目を挙げる。後半5分にはCKからDF植田が頭で合わせて3点を奪い、勝負は決まったかに思えた。

 だが、後半18分過ぎにポポビッチ監督が「連戦が控えているし、出ている選手の足が止まっていたので決断した」と次々と選手交代のカードを切ると、流れが一変する。

 後半24分、同36分に失点すると、後半48分には東京VのMF見木に決められ同点に追いつかれた。ポポビッチ監督は「私が交代で起用した選手がうまく機能しなかった。私の責任」と振り返り、先制点の鈴木は「3-0でリードしていたら、やっぱり守り切れないのは弱いチーム」と厳しい言葉を残した。

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