神戸MF井手口 15日の古巣・福岡戦へ「持ち味を出して前へ出るプレーを」
J1首位の神戸MF井手口陽介(27)が14日、練習後に次節15日の福岡戦(ノエビアスタジアム神戸)に向けたオンライン取材に応じ、古巣との対戦に「思い入れのある相手だが、自分の仕事をしてアピールしたい」と意気込みを示した。
セルティックからの期限付き移籍で昨年1シーズンを過ごし、ルヴァン杯優勝などに貢献した福岡について「11人全員で体を張って頑張るチーム」と分析。自身は今シーズン開幕戦から2試合連続スタメン出場も、その後9試合はサブメンバーなど出番が激減。6日・新潟戦でスタメン復帰した。「シーズン当初は消極的なプレーが多かった。今はチームのためにやれている感覚がある」と振り返り「持ち味であるボールを奪ったりセカンドボールを拾ったりなど、しっかり前へ出るプレーを毎試合出していきたい」と話した。
吉田孝行監督(48)は福岡について「守備が堅いチームでどうこじ開けるか」と、4月3日から8試合負けなしの相手を警戒。「相手どうこうよりも自分たちのサッカーに妥協しないことが大切」と、4連勝で首位キープを誓った。