バルサ・シャビ監督 失言だった?続投一転退任か ラポルタ会長の機嫌を損ねた会見の発言
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのシャビ・エルナンデス監督が来季チーム指揮をしない流れになっているという。記者会見での監督の発言がラポルタ会長のご機嫌を損ねたことが自らの首を絞めた格好になる。バルセロナを拠点に展開するエル・ムンド・デポルティボなど複数メディアが伝えている。
報道によると、問題の発言は15日、リーグのアルメリア戦を前にした記者会見でのこと。シャビ監督は「スペイン国内そして欧州でマドリードと争って行くための状況は非常に厳しい。特にクラブの財政状況がそう」といった趣旨の発言をした。ラポルタ会長はこれを聞いて大いに落胆し、指揮官変更を決意したという。状況を見て改めて話し合いを行い正式発表される見通しだという。
シャビ監督については先月25日に来季の続投が発表されたばかり。この時は複数のクラブ幹部が続投に難色を示していたが監督の意思を尊重した上で会長が一部の反対を押し切って最終決定したとされる。今回この決定を覆す形で新たな局面を迎えることが考えられる。