カズ、シーズン終え帰国「個人としては悔しい」 来季のオリベイレンセ残留「可能性は低い」
サッカー元日本代表で、ポルトガル2部オリベイレンセのFW三浦知良(57)が21日、シーズンを終えて羽田空港着の航空機で帰国した。
リーグ戦出場がわずか5試合に終わった今季を振り返り、「自分が思ったよりも出場機会も少なかったし、ゴールという結果も挙げられなかった。個人としては悔しい思いがほとんどだった」と話した。
来季に関しては国内復帰を視野に「そんなにたくさんの選択肢があるわけではないので、自分がどこでどういう生活をしてサッカーをしながら幸せになるかが大事。しっかり休んでから考えたい」とし、オリベイレンセへの残留には「その選択肢は無い?そうですね。ゼロでは無いが可能性は低い」と話した。
来年にはプロ40年目を迎えるカズ。「40年なんですか?大したもんだよ、カエルの小便ですね」と映画「男はつらいよ」の寅さんの名セリフで驚きを表し、「プロになってから、あっという間にここまで来た。しっかりと次の目標に向かっていきたい」と意気込みを示していた。