J失点最少タイで4位のG大阪 最多得点FC東京戦へ 宇佐美「ボールを取ってから速く」
J1のG大阪が24日、次節のFC東京戦(26日・味の素スタジアム)に向けて大阪府吹田市のクラブ施設で非公開練習を行った。練習後に取材対応したダニエル・ポヤトス監督は「相手はアタックが素晴らしいチーム。内から外、縦横無尽の攻撃がある。サイドの攻撃を警戒したい」と分析した。
ここまで14得点、リーグ最少タイ11失点の得失点差3で4位と、守り勝ってきたG大阪に対し、8位のFC東京はリーグ最多26得点という攻撃のチーム。ただ「うちはボールを持つことにたけた選手が多い。相手陣内でプレーすることが大事」と攻撃にも抜かりない姿勢を示した。
主将のFW宇佐美貴史は「攻撃では、どれだけボールを取ってから速くとか前線に枚数をかけていけるかとか、今できていることプラス課題に挙がっている部分を出さないと厳しい試合になる」と表情を引き締めた。
現状の守備の安定については「てっぺん(FW)からGKまで全員で守れている。守備の発信力のある選手たちが要求してくれることに前もしっかり応えられている。今はすごくかみ合っている」と手応え。「守備のバランスを崩さない中でも1、2点は取れているし、もっと攻撃的に出たら次にどんな変化が起こるのかっていうのは見ていかないといけない」と守備からリズムを作るスタイルで攻撃力の強化ももくろむ。