元日本代表・長谷部誠「後悔は全くない」 晴れやかに都内で引退会見「8年間、日本の主将を務めたことは誇り」
サッカー元日本代表主将のMF長谷部誠(40)=アイントラハト・フランクフルト=が24日、都内で引退会見を開き「後悔は全くない」と晴れやかな表情で、22年の現役生活を振り返った。
W杯に3大会、日本代表の主将としては歴代最多となる81試合に出場。MF本田、DF長友ら個性が強いメンバーをまとめ上げた。所属クラブでベンチにも入れず「説得力がない」と悩んでいた時期もあったが「8年間、日本の主将を務めたことは誇りだった。今振り返れば、自分の人生を変えてくれた」と思いをはせた。
今後は所属クラブに残り、U-21のコーチとして指導者への道をスタートさせる。期待される日本代表への“復帰”は現段階で考えていないというが「経験を積み重ねた先、日本サッカーに何か還元できることがあれば」と前を見据えた。