J1神戸痛恨の連敗 後半のオウンゴールに泣く 吉田監督責任感じる「後半、相手の嫌がることができなくなった」

 前半、好機を逃し、悔しがる大迫
 後半、相手クロスに神戸・山口(右から2人目)が触れオウンゴールとなる
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 「明治安田J1、神戸0-1東京V」(26日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸は東京Vに0-1で敗れて2連敗となった。東京Vは4試合ぶりに白星を挙げた。首位の町田は浦和に2-1で競り勝ち、3連勝。4位のG大阪はFC東京を1-0で退けて5試合負けなしとした。

 神戸はオウンゴールの1点に泣き、2022年以来の連敗を喫した。ブーイングが響く中、吉田監督は「後半、少しパワーダウンしたというか、ボールを動かしながら相手の嫌がることができなくなった。自分の責任でもある」と重い口を開いた。

 体を張って止めに来る東京Vに流れを変えられた。後半9分、MF広瀬がFW大迫のクロスに体を合わせゴールに押し込んだ。しかし、VARでハンドの判定。イエローカードをもらう痛恨の展開となった。同20分には、相手のクロスを防ごうとしたMF山口の足がボールに当たりオウンゴールになってしまった。

 相手を上回る11本のシュートを放ちながら、前節鹿島戦に続く0-1。東京VにはホームでJ1通算8敗3分けと、未勝利記録更新となった。DF酒井は「細かい部分の突き詰めをしなきゃいけない」と厳しい表情。しかし「ここで自分たちのサッカーを変えるとか気持ちを下げるとかではなく、できることをやりながら勝ち点を重ねていくことが大事」と前を向いた。

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