五輪メンバー見極めへ なでしこジャパンがスペイン遠征へ出発 池田監督「可能性見つける」
今夏のパリ五輪に出場するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が27日、ニュージーランド代表との国際親善試合(31日、6月3日)へ向け、羽田空港発の航空機で試合が行われるスペインへ出発した。五輪出場枠18人のメンバー入りへ、生き残りを懸けた最後の競争が始まる。
今回の遠征では22人が参加するが、ここからの競争へ向けてMF長谷川唯(マンチェスターC)は「厳しく求めていくことは大事。それでできなくなる選手がいてはいけない場所。負けたくないという気持ちが強い選手が残っていく」とした。
池田太監督も「いろんなポジションの中で、どういった可能性を見つけて、(五輪本戦の)グループステージへ向けてどういうメンバーが必要か今回のスペイン遠征で発見ができれば」と、この2試合が持つ重要性を語った。