横浜MのGKポープ・ウィリアム ACL決勝での退場を反省「自分の落ち度。力不足だった」 29日柏戦へ「大きな分岐点にしないと」
J1横浜Mが28日、横須賀市内で全体練習を行った。25日(日本時間26日)のACL決勝第2戦で、前半の追加タイムに相手選手との接触でレッドカードによる退場処分となったGKポープ・ウィリアム(29)は「自分の落ち度。ああいう結果を望んだわけではないが、すべてにおいて力不足だった」と振り返った。
相手FWが抜け出したところで、待ってしまえば失点の可能性が高かった場面。「まずボールにアタックしようという中で、足を引いたというか退場しないように最低限分のやれることはやったつもりだったが…」と判断に後悔はないものの、その後チームは10人で苦しい戦いを強いられたことへ責任を負った。
悔しい思いを完全に払拭(ふっしょく)はできないまま、29日には柏戦(日産)を迎える。「この結果をどう次につなげるか、僕のキャリアにつなげていくか。大きな分岐点にしないといけない」と必死に前を向いた。
リーグ戦は6戦勝利無しの状態だけに「リーグ戦も上にいなければいけないチーム。フルでリーグの方にパワーを使えるので、勝ちを拾ってチーム全体の空気を変えていきたい」と意気込みを示した。