スペイン１部のレアル・ソシエダードのＦＷ久保建英（２２）が２８日、Ｊ１東京Ｖとの親善試合（２９日・国立）へ向けた千葉・習志野市内での練習前に取材に応じ、パリ五輪へ不参加になったことについて「僕も納得している」と話した。

　久保は６月にＡ代表が臨む２６年Ｗ杯アジア２次予選のメンバーに選出。発表会見で山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「クラブが（五輪に）招集はできないという結論に現状は至っている。９月の最終予選に備える」と説明していた。

　久保は「そもそもみんなで話して決まった結論なので。僕がどうしても行きたかったとか、そういう話もない。クラブが難しいよというので僕も納得しているという感じ」と説明した。

　レアル・ソシエダードの一員としての日本での凱旋（がいせん）試合に「僕たちのサッカースタイルを生で見られる良い機会。僕らは真ん中の選手がキーになってくるサッカー。特に真ん中の選手のプレーを注目してもらえたら」と話した。