Rソシエダード・久保建英 パリ五輪不出場明言「納得している」 東京V戦練習前に心境吐露

 スペイン1部レアル・ソシエダードのMF久保建英(22)が28日、J1東京Vとの親善試合(29日・国立)へ向けて行われた千葉・習志野市内での公式練習前に報道陣への取材に応じ、パリ五輪が不参加となったことについて「僕も納得している」と心境を語った。

 6月のW杯アジア2次予選を戦うA代表メンバーに選出された久保。同時期にU-23代表の活動もあるが山本昌邦ナショナルチームダイレクターは鈴木唯人(ブレンビー)とともに「(五輪に)招集はできないという結論に現状は至っている。9月の最終予選に備える」と明かしていた。

 久保は「みんなで話して決まった結論。僕がどうしても行きたかったとか、そういう話もない。大前提としてクラブが難しいよというので、僕も納得しているという感じ」と淡々と説明した。

 レアル・ソシエダードのアルグアシル監督は、久保のパリ五輪不参加について「クラブの判断」とした上で、「やはりシーズンを通して激しい試合があり疲労がたまる。五輪に出場しないことがもう決まっていることは、しっかり休みを与えられるということ。クラブにとっては、いいプレシーズンを迎えられる」とチームへの影響を語った。

 代表ではクラブの一員としての日本凱旋に、「僕たちのサッカースタイルを生で見られる良い機会だと思う」と話した久保。今後はA代表でのW杯出場を懸けた戦いに集中していく。

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