レアル守護神ルニン、インフルエンザ感染で欧州CL決勝欠場か

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのGKアンドリー・ルニンがB型インフルエンザ感染で6月1日に行われるドルトムント(ドイツ)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝に出場しない可能性がある。スペインのラジオ局カデナ・コーペが伝えた。

 情報によると、ルニンは今週に入って一度もチームと共に練習しておらず、自宅静養しているという。レアル・マドリードはチーム内の感染拡大を避けるため、同選手だけが試合当日の午後にロンドン入りする予定だという。これによりベルギー代表のGKティボー・クルトワが先発する見方が強まっている。

 ルニンはクルトワが今季開幕直前に左ひざ十字じん帯断裂の大怪我を負ったことで出場機会を得て、急きょ補強したスペイン代表GKケパとのポジション争いに勝利し、シーズンを通してチームの守護神としてプレーしてきた。カルロ・アンチェロッティ監督は27日、CL決勝を前にしたメディア対応でルニンが発熱していることを明かしたものの、どちらのGKを起用するかについては明確な回答を避けていた。

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