逆転負けの横浜M・キューウェル監督「ルールの正解が正直分からなくなっている」 審判の判定に不満爆発

 後半、競り合う関川(左)とアンデルソンロペス
 後半、競り合うアンデルソンロペス(左)と鈴木
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 「明治安田J1、鹿島3-2横浜M」(1日、国立競技場)

 横浜Mが逆転負けで、鹿島相手に21年8月以来の敗戦。試合後、ハリー・キューウェル監督(45)は審判の判定に対する不満を爆発させた。

 前半10分にFW井上の右足からのミドルシュートがGKにブロックされるが、こぼれ球をFWアンデルソンロペスが左足で押し込んで先制。ただ、その後の好機で追加点を奪えず前半を折り返した。

 すると後半12分に鹿島FW鈴木に同点弾を決められ、後半29分にDF濃野、後半39分にもセットプレーからDF関川にゴールを許して逆転を許す。後半追加タイムにはFW宮市のクロスをFW植中が頭で合わせて1点差に迫るが、あと一歩及ばず敗戦となった。

 キューウェル監督は試合後の会見で「とにかく長くはしゃべりたくない。サッカーのルールの正解が正直分からなくなっている」と審判の判定を批判。明らかなハンドがあったことなどを主張し、後半の追加タイムでロングスローを試みた際の鹿島の守備対応で反則が取られなかったことも含めて不満を爆発させた。

 「ゲームに対して特に何かしゃべることはない。日本に来てJリーグのルールにのっとってやろうと思っているが、なかなか理解に苦しんでいる。とにかく悔しい気持ちでいっぱい」と、試合内容に関してはほとんど触れず、怒りをにじませて判定への疑問を繰り返した。

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