東京V、連勝で暫定10位浮上 5位広島と勝ち点差2で上位見えた 主将の森田「満足せず次の試合だけに目を向けたい」

 札幌に勝利し、写真に納まる東京Vの(左から)見木、木村、染野
 前半、指示を出す東京V・城福監督
前半、チーム3点目のゴールを決め喜ぶ東京V・見木(右)
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 「明治安田J1、東京V5-3札幌」(2日、味の素スタジアム)

 東京Vが5得点で札幌との撃ち合いを制し、連勝。勝ち点を24に伸ばし、暫定で10位に浮上した。

 今季初勝利を果たすまでに6戦を要した東京Vだったが、その後11戦無敗を記録するなど、コツコツと勝ち点を積み重ねてきた。この日の試合で5位広島との勝ち点差は2に縮まった。上位を狙える位置につけたことについて、主将のMF森田は落ち着いた様子でこう話した。

 「もちろんそういうのもありますけど、本当に満足せずに、次の試合だけに目を向けて大事に戦っていきたい」

 チームは今季最多の5得点で勝利。自身も1アシストを記録した。さらに3点目は、森田が右サイドの広いスペースへ出したパスが起点となった。「札幌がマンツーマンというか、人に対して来るっていうのが分かっていたので長い距離を走ってくる選手を使うことによってスペースが使えるなと思っていたので、良い形で攻撃できたと思います」と振り返った。

 前々節の町田戦(0-5)の大敗からチームはシステムの変更を施行し、3バックで臨んだ神戸戦では勝利を飾った。この日も同様で守備時は5バックの形を取った。森田は「選手としての感触は割と良いかなと。守備の時は安定感も出ますし、5バックの中でもやっぱり2トップを生かしながら攻撃もできている」と手応えを口にした。

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