苦しいシーズンが続くJ1川崎 主将・脇坂は4戦ぶり勝利に涙「自然と。みんなの頑張りが報われて良かった」

 後半、競り合う川崎・田辺(左)と名古屋・中山
 前半、2点目のゴールを決めた家長を祝福する川崎・脇坂(右)
 後半、指示を出す川崎・鬼木監督
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 「明治安田J1、川崎2-1名古屋」(2日、Uvanceとどろきスタジアム)

 川崎がリードを守りきり、4戦ぶりの勝利を挙げた。試合終了直後には今季から主将を務めるMF脇坂泰斗(28)が涙を流す一幕もあった。

 この試合では開始直後の前半6分にCKを起点にFW家長のゴールで先制。さらに同19分にも家長が相手のボールコントロールのミスを見逃さず、ボールを奪って持ち込むと最後はGKをかわして2点目を奪った。

 課題だった追加点を取っての勝利。今季は開幕から苦しいシーズンを過ごす中で、主将の重圧を担ってきた脇坂。試合後の涙の理由を「自然と。みんなの頑張りが報われて良かったなと思った」と明かし、「ここから積み重ねていくことが大事。そのスタートだなと」と巻き返しを誓った。

 守備陣に故障者や出場停止がいた中で、本職がCBの大南、アンカーの橘田が両SBで出場と決してチーム状態は万全ではない。それでも大南は「久しぶりのSBで不安はあったが、自分のリズムを作るためにシンプルに選択した」と試合開始直後から積極的な攻撃参加で、先制へのチームの流れを呼び込んだ。

 J1通算150試合出場も達成し「その試合で勝てたのは、すごく個人としてうれしい。関わってくれたすべての人への感謝したいし、その気持ちを忘れずにこれからもやっていきたい」と、節目の試合に勝利した喜びと、この先への思いを語っていた。

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