日本代表のMF堂安律、右WBでの活躍に意欲「WBの方が点取りやすい」

 シリア戦に向け、笑顔で調整する堂安
 シリア戦に向け、笑顔で調整する堂安
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 サッカー日本代表は9日、W杯アジア2次予選のシリア戦(11日・Eピース=広島)に向けて、広島市内で冒頭約30分間以外を非公開にして練習を行った。MF堂安律(25)=フライブルク=が、右ウイングバック(WB)での活躍に意欲を見せた。

 堂安はミャンマー戦で2列目の右シャドーの位置で先発出場。1ゴールを記録し、後半開始時に交代した。チームとしては新布陣の3バックで臨み、左WBで先発したMF中村が2ゴールの活躍を見せた。

 すでに日本は予選突破を決めており、シリア戦は最終予選以降の戦いを見据えて試行できる機会となる。堂安は所属クラブでは右WBの役割も担っているだけに、次戦では同ポジションで出場する可能性もある。堂安は「もしそこが託されれば、おそらく守備的な役割ではないので、得点やアシストを狙っていきたい」と話した。

 さらに堂安は「WBの方が(点を)取りやすいです」と明かした。「ブラインドから入ってこれるし、シャドーの選手が相手のサイドバックの前を走ることによって、相手のサイドバックは絶対にシャドーについていく。そういう意味ではやっぱ大外が空いてくる」と説明した。

 相手のシリアにとっては最終予選進出がかかる一戦。堂安は「相手も崖っぷちですし、そういう意味でも『いい消化試合』とは言いたくないですけど、公式戦だけど、いい練習になるのかなって思います」と話した。

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