崖っぷちのシリア代表クペル監督「決して希望は捨てていません」と日本戦へ意気込み
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サッカーシリア代表のクペル監督が10日、2026年W杯アジア2次予選の日本戦に向けて、前日会見を開き「日本のチームのポテンシャルは十分に分かっている。非常に難しい試合だが決して希望は捨てていません」と意気込んだ。
現在、勝ち点7でグループB2位のシリア。勝ち点1の4位ミャンマー戦を残している3位北朝鮮が勝ち点6で続いているため、予選突破へは勝利が求められ、まさに“崖っぷち”の状況だ。昨年11月の対戦では日本に0-5で敗れたがクペル監督は「サッカーには保障されている結果など存在しない」と強調。「アジア予選で戦い続けるために全力を尽くしたい」と話した。
ホームで大敗した前回の日本戦ではミスが多く、失点につながった。「1試合目を踏まえればミスが許されないのは明らか」とクペル監督。「サッカーは何が起こるか分からないスポーツ。全て手に入れたと思っていてもサプライズが起きる可能性がある」と力を込めた。