日本代表・森保監督「最終予選は別次元の厳しい戦い。もう一度、肝に銘じて準備をしないと」前回は最終予選黒星発進

 「W杯アジア2次予選、日本代表5-0シリア代表」(11日、エディオンピースウイング広島)

 W杯アジア2次予選を全勝&無失点で終えた日本代表の森保一監督(55)は、9月からの最終予選へ向けて「最終予選は別次元の厳しい戦いになる。もう一度、肝に銘じて準備をしないといけない」と気を引き締めた。

 2次予選突破を決めている状況で、最終予選進出へ負けられないシリアを相手に圧倒。前半は6日のミャンマー戦に続き3バックで臨み、後半からは4バックへシステムを変更し、その中で追加点を奪う展開となった。

 ただ、指揮官には苦戦を強いられたW杯カタール大会の最終予選が脳裏をよぎる。初戦のオマーン戦、3試合目のサウジアラビア戦に敗戦するスタート。「あってはいけないつまずきをした悔しい経験がある」と振り返り、「過去の経験を生かしてポジティブ変換できるように、今回の最終予選はしっかり心の準備をしていかないといけない」と話していた。

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