J1首位の町田 筑波大に後半ロスタイムに追いつかれる まさかの3人負傷退場 交代枠使い切り窮地に

 後半終了間際、ゴールを決め跳び上がって喜ぶ筑波大・内野(右)
 後半終了間際、内野(中央)がゴールを決め、大喜びの筑波大
 後半、ヘディングで競り合う筑波大・内野(左)と町田・稲葉
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 「天皇杯・2回戦、町田-筑波大」(12日、町田GIONスタジアム)

 J1の町田が勝利目前で筑波大(茨城)に同点に追いつかれた。後半ロスタイムにFW内野航太郎(19)に同点ゴールを許した。

 前半7分にDFチャン・ミンギュが相手と交錯し倒れ込む。その後立ち上がったが、黒田監督は交代を決断。ベンチメンバーにセンターバックが本職のメンバーがいなかったため、普段はサイドバックにつくDF望月が代わって入った。

 それでも同22分にCKから最後はMF安井がゴールを決めて先制した。しかし、シュートの際に相手と交錯した安井は地面に倒れ込んだまま起き上がれず。同26分にMF仙頭と交代した。

 後半はU-23アジア杯のメンバーだったFW内野を擁する筑波大の攻撃に押される展開が続く。さらに不運は続き、後半36分には途中出場のナ・サンホも負傷して退場。交代枠を使い切っていったため残り約10分を10人で戦うことに。すると後半ロスタイム、内野に同点ゴールを決められ延長戦に突入した。

 なお、延長戦は交代枠が増えるため、町田は11人で戦うことになる。ナ・サンホに代わってFWエリキが入った。

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