J1首位の町田がまさかの2回戦敗退 勝利目前で同点被弾 PK戦で2人外す 筑波大がジャイアントキリング成功!

 後半終了間際、ゴールを決め跳び上がって喜ぶ筑波大・内野(右)
 後半終了間際、内野(中央)がゴールを決め、大喜びの筑波大
 延長後半、町田・エリキのPKを止め、喜ぶ筑波大・GK佐藤(中央)
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  「天皇杯・2回戦、筑波大1(PK4-2)1町田」(12日、町田GIONスタジアム)

 J1の町田が勝利目前で筑波大(茨城)に同点に追いつかれ、PK戦の末に敗れた。

 筑波大、町田とも1、2人目を成功。筑波の3人目は成功させたが、町田の3人目の稲葉が相手GKに止められ、筑波の4人目もゴールを外してしまう。しかし、町田の4人目荒木がゴールを外し、再び筑波大がリード。筑波大の5人目が落ち着いて決めて、ジャイアントキリングを決めた。

 前半7分にDFチャン・ミンギュが相手と交錯し倒れ込む。その後立ち上がったが、黒田監督は交代を決断。ベンチメンバーにセンターバックが本職のメンバーがいなかったため、普段はサイドバックにつくDF望月が代わって入った。

 それでも同22分にCKから最後はMF安井がゴールを決めて先制した。しかし、シュートの際に相手と交錯した安井は地面に倒れ込んだまま起き上がれず。同26分にMF仙頭と交代した。

 後半はU-23アジア杯のメンバーだったFW内野を擁する筑波大の攻撃に押される展開が続く。さらに不運は続き、後半36分には途中出場のナ・サンホも負傷して退場。交代枠を使い切っていったため残り約10分を10人で戦うことに。すると後半ロスタイムにFW内野航太郎(19)に同点ゴールを許し、延長戦に突入した。

 延長戦は交代枠が増えるため、町田は11人で戦うことになり、ナ・サンホに代わってFWエリキが入ったが、エリキが延長後半のPKを止められ、PK戦に突入した。

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