U23日本代表 米国代表に2-0快勝 欧州組の斉藤&三戸が飛躍 大岩監督「いい影響を与えている」

 「国際親善試合、U23日本代表2-0U23米国代表」(11日、カンザスシティー)

 パリ五輪を控えるサッカーのU-23日本代表は、五輪に出場するU-23米国代表に2-0で快勝した。前半にFW藤尾翔太(町田)がPKで先制。後半にFW細谷真大(柏)がこぼれ球を詰めた。7月3日の五輪メンバー発表前最後の試合を白星で飾った。7月17日にはフランスのトゥーロンで地元フランスと親善試合を行う。

 五輪代表決定前最後の一戦を、日本は上々の内容で終えた。18人の枠を巡る競争の激しさを象徴したのが、クラブ事情で五輪アジア最終予選に参加しなかった欧州組のMF斉藤や三戸の活躍。大岩監督は「あのくらいは当然。周りの選手にもいい影響を与えている」とうなずいた。

 米国には昨年10月に1-4で屈したが、今回は攻守で圧倒した。前半6分の藤尾の先制PKにつながるクロスを上げたのが、左ウイングの斉藤。「自分の特長として出していかなきゃ」との言葉通り、1対2の状況でも仕掛けられる突破力を見せつけた。

 アジアを勝ち抜いたメンバーに、予選不参加だった欧州組、さらには24歳以上のオーバーエージ枠と代表候補は多い。「選手のいろいろな感情はしっかりと見えた」と監督。最終的な決断の時が迫る。

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