J1町田、筑波大戦で負傷した2選手の骨折を発表 前日には黒田監督が「おそらくすべてレイトタックル」などと苦言
J1町田が13日、天皇杯2回戦・筑波大(12日、町田GIONスタジアム)との試合中に負傷交代したMF安井拓也(25)、DFチャン・ミンギュ(25)両選手の骨折を発表した。
MF安井は右脛骨骨幹部骨折と発表された。12日の試合では前半22分に先制ゴールを決めるも、シュートを放った際に相手選手と交錯し立ち上がれずに交代していた。
安井は自身のXを更新し「自分自身の今の立場、コンディション含めて絶対に結果を出そうと思ってました。怪我した今、何もできなくて悔しいです。余裕があればこうなってないかもしれないと思うと、まだまだ強くなれるなと感じます。大好きなサッカーを1日でも早く出来るように、今出来ることをやります」とつづった。
また、DFチャン・ミンギュは左鎖骨骨折と発表。12日の試合では前半7分に相手と交錯し倒れ込んだ。一度は立ち上がるも、その後すぐにDF望月と交代していた。
前日の試合後には黒田監督が「ケガ人4人出ましたけど、3人に関してはおそらくすべてレイトタックル。こういったことがカードも出ず、ほとんどジャッジされず流されてきた」「批判覚悟で言わせてもらうと、勝った負けたと言うこと以前に怪我人を出すことがどれだけサッカーにおいて選手生命を脅かすかどうか含めて、もっときちっと指導してほしい」などと、苦言を呈していた。
一方の筑波大・小井土監督は「ちょっとアクシデント的な怪我で相手選手が欠けてしまうような、それはちょっと申し訳ないなという言葉以外ありません」と謝罪。続けて「ただ、ダーティーなプレーだったり、そういうものではなかったと思うので、一生懸命やった結果。やはり正々堂々とお互いぶつかり合うっていう意味では、怪我で欠けさせてしまったっていうのは申し訳ないなと思ってます」と話していた。