4位の神戸 3位・G大阪との関西ダービーに燃える 初瀬亮、古巣相手に「何がなんでも勝ちたい」

 練習する(手前左から)武藤、初瀬、井手口、酒井
 練習する武藤(左)と大迫
 練習する山口(左)と武藤
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 J1で4位の神戸が19日、神戸市西区のクラブ施設で次節・3位のG大阪戦(22日・パナソニックスタジアム吹田)に向けたトレーニングを行った。DF初瀬亮は、下部組織時代から18年まで所属した古巣との一戦に必勝を誓った。

 上位同士でぶつかり合う関西ダービーに対して「宇佐美(貴史)君を筆頭に、個人で決められる選手が大勢いるので気をつけたい」と、ここまで7得点を挙げている宇佐美を警戒。その上で「相手どうこうより、自分たちのサッカーをすることが一番大事」と表情を引き締めた。チームは前節・川崎F戦で4試合ぶり勝利。リーグ戦折り返しを控え、G大阪に続いて町田、鹿島、広島と上位チーム相手の戦いが続く。「G大阪も町田も鹿島も、よくセットプレーで点を取っている。自分たち守備陣も集中しながら、点を取っていければ」と話した。

 自身も、守備だけでなくセットプレーのキッカーとして攻守に欠かせない役割を果たしている。「G大阪で育ち、成長した姿を見せたいと神戸に来た。去年の最終戦でG大阪と試合ができた時も、やっと帰ってこられたという気持ちになった。絶対負けられないし、何がなんでも勝ちたい相手」と対戦を待ちわびた。

 吉田孝行監督も相手について「失点が少なく、宇佐美選手のフィニッシュの質や、クロス、セットプレーの能力が高い選手がそろっている」と警戒。「ここから4試合は大事だしタイトル争いの方向性が出る。勝ち点3をどれだけ重ねられるか」と勝利を誓った。

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