J3相模原が戸田和幸監督を18日付で解任「クラブが求めるレベルの貢献が果たせなかった事に対して申し訳なく思う」
J3のSC相模原は19日、戸田和幸監督を18日付で解任し、19日の練習から高橋健二ヘッドコーチが暫定的にチームの指揮を執ると発表した。
相模原は今季リーグ戦で17試合を終え6勝7分け4敗の勝ち点25で、昇格争い圏外の9位と低迷している。平野孝スポーツダイレクターはクラブを通じたコメントで「今シーズンの目標であるJ2昇格に向けクラブとして今後も継続的に挑戦し続けるため、第17節を終えたこれまでの道程と現時点でのチームの状況に鑑みて総合的に判断しこの結論に至りました」と説明した。
戸田監督はクラブを通じて「1年半前『志を高く勇敢に大胆に』という言葉と共にスタートしたこのチームで自分と一緒に成長と成果の為に努力し挑戦し続けてくれた全ての人達に心から感謝しています。苦しかった昨シーズンを経て構築されてきたチームとしての土台とつかみ始めた自信を持って2シーズン目に入りましたが、毎日の直向きな努力が成長につながっている事を実感できる17試合でした。クラブからはここから先のシーズンで勝ち点を積み上げられる可能性の部分で今回の決断が下されたと説明を受けましたが、自分にこのポジションで働く機会を与えてくれ1年半監督としての自分にチームを任せてくれたクラブには感謝しています。そして監督として迎えていただいた自分に期待された職責から考えてクラブが求めるレベルの貢献が果たせなかった事に対して申し訳なく思っています」などとコメント。サポーターに対しては「自分を信じて共に闘ってくれた全ての人達に心から感謝しています、1年半ありがとうございました」と感謝した。