神戸 G大阪に惜敗 吉田監督はノーゴール判定に不満隠せず「相手にぶつかられてブロックはかわいそう」

 前半、神戸・大迫(左から2人目)がゴールネットを揺らすが、VARの結果、ノーゴールの判定
 前半、シュートを放つ神戸・大迫
 前半、競り合う神戸・武藤(左)とG大阪・黒川
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 「明治安田J1、G大阪2-1神戸」(22日、パナソニックスタジアム吹田)

 前半戦折り返しとなるJ13位のG大阪と4位の神戸の一戦は雨中のしのぎ合いとなった。ともに試合前までリーグ最少13失点同士の堅守に、強いFWを備えた関西ダービー。互いに攻め込んでも決定機を阻まれ、前半からG大阪はFW宇佐美とMF鈴木、神戸はDF扇原がイエローカードを受け、後半には神戸DF山川もイエローというハードな展開となった。

 神戸は前半20分、スローインからDFトゥーレルのパスをFW大迫が胸でトラップし、そのまま左足でシュート。しかしVAR判定で直前にファウルがあり、ノーゴールとなった。

 先制したのはG大阪だった。後半25分、こぼれ球をFWウェルトンがペナルティーエリア中央からゴール右端に蹴り込んだ。さらに同39分、CKから相手オウンゴールで2点目を奪った。神戸は追加タイムにFW武藤がPKを決めたが、追いつくことはできなかった。

 試合後、吉田孝行監督は、VARのノーゴール判定に不満をにじませた。「普段あまり審判にはこう言うことは言わないが、審判によって試合は変わる」と口にし、「あれは(神戸の選手は)立っていただけ。相手が突っ込んできてブロックと取られたのはかわいそう。あのシーンは映像も見たが、ゴールだと思う。かわいそうだと思う。1点入っていれば試合は変わっていたと思う」と見解を示した。「審判によって試合は変わる。広島、スキッペ監督も先日の試合で怒っていたが。こう言うと批判されるかもしれないが。もちろん審判もリスペクトするが、今回はゴールだったと思う」と繰り返した。

 スローインが入ったところで、大迫のマークについていたG大阪・鈴木が神戸・井出と接触。大迫も「何がファウルだったのかよく分からない。間違いなく、今日1番大きなところだったし、結果負けているので切り替えてやるしかないが、本当に残念。いまだに分からないです」と納得いかない様子だった。

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