J1町田・黒田監督「石にかじりついてでも、この首位を維持していくぐらいの魂を持って戦わないと」4位神戸、3位G大阪との連戦へ気合い
J1前半戦を首位で折り返した町田の黒田剛監督(54)が24日、非公開練習後に取材に応じ、4位神戸(26日、ノエスタ)、3位G大阪(30日、パナスタ)と続く上位との2連戦に向けて「本当にリーグ通じてのターニングポイントになる可能性がすごくある」と意気込んだ。
J1初昇格ながら、快進撃を続け、勝ち点39で前半首位ターンを決めた町田。黒田監督は今日のミーティングで選手をたたえつつ、後半戦に向けて改めて気を引き締めさせたという。「連敗すれば首位に到達することは難しくなる、どんどん引き離されるぞと。それが嫌だったら勝つしかない。だから僅差であろうとなんであろうと、もう石にかじりついてでも、この首位を維持していくぐらいの魂を持って戦わないといけない」と強調した。
次戦の相手・神戸は前節でG大阪との上位対決に敗れている。それだけに、黒田監督は「首位争いをしていく中、次の町田を食うなんていうのはモチベーションが上がるのは必然」と警戒心を強める。
4月の神戸との対戦では1-2で敗戦を喫した。黒田監督は前回対戦で出場しなかったFW大迫に言及。「大迫の収まりはJの中では屈指。そこを信じてみんながフリーランしてくることもあると思う。あそこをどれくらい抑えられるかっていうことも一つの焦点になる」と話した。