U-23日本代表・大岩監督 パリ五輪はオーバーエージ枠使用せず? 「3人使う可能性も当然あるし、1も2も0もある」
パリ五輪に出場するサッカー男子日本代表の大岩剛監督(52)が25日、千葉市内で取材に応じ、3人まで認められる24歳以上が出場できるオーバーエージ(OA)枠について、使用しない可能性を示唆した。
欧州クラブなどがシーズンオフとなる時期に、複数のOA候補の選手と話したという大岩監督。「まだ少しファジー(あいまい)なところと、はっきり方向性が決まっている選手と、だいぶ区別ができてきている」と現状を説明。その上で「U-23の選手の力を信じていないわけではないので。3人使う可能性も当然あるし、1も2も0もある」と語った。
仮にOA枠が0になった場合は、1996年のアトランタ五輪、2008年の北京五輪以来3度目となる。指揮官は「U-23の選手だけで行くことになれば、若い選手の勢い、怖いもの知らずといったような姿勢を見せたい」と力を込めた。
また、本戦でのバックアップメンバー帯同については「難しいと考えている」と強調。7月3日に発表される18人で、56年ぶりのメダル獲得を狙う。