J1神戸 首位・町田とドロー シュート13本もゴール奪えず 吉田監督「勝ち点1をポジティブに考えたい」
「明治安田J1、神戸0-0町田」(26日、ノエビアスタジアム神戸)
神戸は首位の町田と0-0で引き分けた。2位の鹿島と3位G大阪の上位対決も0-0で引き分けた。川崎は湘南と、広島は新潟とそれぞれ1-1で引き分けた。C大阪は鳥栖に1-0で勝ち、名古屋を1-0で破った浦和は6試合ぶりの白星を挙げた。
神戸は首位・町田を相手にシュート13本を放つも、スコアレスドローに終わった。しかし、吉田監督は「勝ち点1をポジティブに考えたい」と、連敗阻止を前向きに捉えた。
DF山川が累積警告で出場停止のためDFに菊池を投入し、FW大迫も控えスタートと編成を変更。長身を生かして町田の攻撃を阻止し、今季初のフル出場を果たした菊池は「自分を信じて入った。ここでやらなければずっとメンバー外だから」と死力を尽くした。青森山田高時代の恩師だった町田・黒田監督からは試合後「今日はよかったね」と激励されたと明かし「やらかしてほしかったんじゃないですか?」と笑って振り返った。
後半途中から出場の大迫もシュート2本を放ったが、得点には至らず。中3日で30日・鹿島戦と上位対決は続く。勝ち点1を3に変えられるかが、後半戦のカギを握る。