初代最優秀選手賞に三菱重工浦和・FW清家貴子を選出「対戦相手のみんなから評価をいただけ本当にうれしい」 女子部門新設で
日本プロサッカー選手会(JPFA)は28日、「日本サッカー選手会(JPFA)アワード」に2023-24シーズンから女子選手部門を新設し、初代最優秀選手賞に、今季WEリーグのMVP&得点王の三菱重工浦和のFW清家貴子に決まったと発表した。
また、ベストイレブンも発表し、清家ら11人が選ばれた。受賞選手には各賞トロフィーのほか、賞金、副賞が授与される。
清家は「このような賞をいただけて本当に光栄です。海外組もいる中、普段戦っている選手や対戦相手のみんなから評価をいただけたこと、本当にうれしいです。シーズン序盤に主力選手が数名いなくなり、その中で責任感を持ち、自分がチームを勝たせたいという思いを持ってプレーできたことが受賞の要因だと思います。WEリーグを通して応援してくれたたくさんの方々、今まで本当にありがとうございました。私は来シーズンから海外でプレーすることになりますが、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします」などとコメントした。
また、JPFAの吉田麻也会長は「『JPFA アワード』は、選手間で投票して受賞者を決定する、新しい視点での表彰となります。受賞した選手たち、そして、なでしこジャパンのみんなには、サッカーを通じて日本の皆さんに勇気と感動を与える活躍を見せてくれることを願ってます。そして、彼女たちの活躍をきっかけに、女子サッカーがより一層盛り上がることを願っています」とコメントした。
ベストイレブンは以下の通り。
GK 山下杏也加(INAC神戸)
DF 石川璃音(三菱重工浦和)
清水梨紗(ウェストハム)
南萌華(ASローマ)
MF 谷川萌々子(ローゼンゴード)
長野風花(リバプール)
長谷川唯(マンチェスターC)
FW 植木理子(ウェストハム)
清家貴子(三菱重工浦和)
田中美南(INAC神戸)
藤野あおば(日テレ東京V)