川崎OBの元日本代表・中村憲剛氏がモチーフの銅像完成セレモニー 12・14引退試合も発表

 バンディエラゲート完成記念セレモニーに出席した中村憲剛氏(撮影・棚橋慶太)
 バンディエラゲートの自身の銅像と同じポーズを取る中村憲剛氏(中央)=撮影・棚橋慶太
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 「明治安田J1、川崎-広島」(29日、Uvanceとどろきスタジアム)

 試合前に川崎OBでクラブのFRO(フロンターレリレーションオーガナイザー)を務める中村憲剛氏(43)をモチーフとした「バンディエラゲート」のモニュメント完成セレモニーが実施された。

 川崎で18年間プレーしてリーグ優勝にも貢献した中村氏の功績をたたえるとともに、今後もバンディエラの出現を願い、スタジアムのBゲートを「バンディエラゲート」として、中村氏がモチーフの銅像が設置された。

 セレモニーに出席した川崎市の福田紀彦市長は「川崎市所有の施設や建物、公園といったところに生きている人の銅像が建っているところは一つもありません。中村憲剛さんが初めて、生きている人が銅像になった人になる。憲剛さんのような選手になりたいという子どもが、この川崎からどんどん生まれてくればいいと思っている」と川崎市初の偉業をたたえた。

 中村氏は「自分もまさか生きている内に銅像が建つとは思っていなかった。本当にみなさんの思いの表れかなと思う」と尽力した人たちに感謝。セレモニーに参加したアカデミーの子どもたちへ「1人でも2人でも、フロンターレ一筋でやってもらいたいなと。みなさんを勇気づけられるプレーヤーになってほしい」と次代のバンディエラとなることを期待した。

 また、セレモニー前には隣接する等々力球場で行われた音楽フェス「かわさき飛躍際」にゲスト出演し、今年12月14日に引退試合(U等々力・開始時間未定)を実施することも中村氏本人が発表した。

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