俳優の市原隼人が15年ぶり始球式「いつどんな時も川崎が世界の中心」 川崎市制100周年記念のJ1川崎-広島戦
「明治安田J1、川崎-広島」(29日、Uvanceとどろきスタジアム)
川崎市制100周年記念試合となった一戦で、試合前に俳優・市原隼人(37)が15年ぶりの始球式を行った。
ファン、サポーターへ「いろんな喜怒哀楽を川崎の街とともに過ごしてきました。私にとってこれまでも、これからも、いつどんな時も川崎が世界の中心だと思っています」とあいさつすると、場内は大歓声が起きた。
その言葉を体現するように、始球式前には市民の歌「好きです かわさき 愛の街」が流れる中で、国歌斉唱のように左胸に手を当て口ずさんだ市原。始球式は右足のコントロールショットで、ゴール右隅へ決める見事なシュートを決めた。
09年はゴールを決めた後に上半身裸となって川崎サポーターが待つ「Gゾーン」へ駆け寄り、バケツの水を浴びるなどのパフォーマンスで場内を大いに盛り上げた。今回も、やはりゴール後は「Gゾーン」へ全力疾走。15年前と同じくバケツの水を頭からかぶるパフォーマンスで、場内を盛り上げていた。
前半終了後には今は亡き歌手・西城秀樹さんが毎年のように行っていた「Y.M.C.Aハーフタイムショー」が復活。市原はオープンカーで場内を一周しながら、地元出身のガールズバンド「SHISHAMO」やOBの中村憲剛氏ら総勢約280人で、ファン、サポーターと「Y.M.C.A」を歌い、踊り、記念試合に花を添えた。