筑波大 延長で柏に惜敗 ジャイアントキリング再現ならず 小井土監督「プラスになることを期待したい」
「天皇杯・3回戦、柏2-1筑波大」(10日、三協フロンテア柏スタジアム)
3回戦15試合が行われ、柏は筑波大を延長の末に2-1で退けた。J2大分が3-1で前回王者のJ1川崎を破る番狂わせを演じた。J2勢は長崎が6-1で新潟に大勝、愛媛が福岡、千葉はFC東京、甲府はC大阪に勝った。J1勢は鹿島、横浜M、神戸、G大阪、広島、鳥栖、京都、湘南、札幌が勝ち上がった。JAPANカレッジ-山口は雷雨のため延期となった。8月21日に行われる4回戦の組み合わせ抽選は今月12日に行われる。
筑波大は延長戦までもつれ込んだ激闘に敗れ、2回戦の町田戦に続く2戦連続の番狂わせとはならなかった。前半16分に先制を許したものの、後半35分に左CKから相手のオウンゴールを誘い同点に追いついて見せ場を作った。最後は細谷の決勝点に屈したものの、小井土監督は「本気で勝ちにきたので、負けたことに関しては悔しい以外の言葉はないが、この経験が彼らにとってプラスになることを期待したい」と選手をねぎらった。