Ｊ１Ｃ大阪の小菊昭雄監督が１３日、１４日・川崎Ｆ戦（Ｕｖａｎｃｅとどろきスタジアム）に向けたトレーニング後にオンライン取材に応じ、「相手は動力も高く強いチーム。引けばやられる。アグレッシブにボールを奪いに行く」と必勝を誓った。暑さとの戦いはあるが「ボールを握るところも、シーズンを通してやってきた。攻守に積み上げてきたサッカーをトライしたい」と選手の奮起に期待した。

　１２日には京都からＦＷ山崎凌吾を獲得。この日からチーム練習に合流した。指揮官は「セットプレー中心の練習だったが、しなやかに高さが、速さがあり、私たちのチームにあまりいなかったタイプ。競争も激化すると思うので彼の特長も生かしていきたい」と歓迎した。

　ＭＦ奥埜博亮は「ここまで安定した戦いができるようになってきたが、勝ち点１を３にする作業をしていかないといけない」と意気込みを語った。チームはここまで８戦無敗だが、うち４試合は引き分け。「相手に怖さを与えるにはもっと前に絡んでいくことも必要。そのバランスが個人的には難しい。考えながら、飛び出すとかパスを出すとかが必要になる」とボランチとしてチームを２試合ぶり勝利に導く考えを示した。