カズ JFL最年長記録更新57歳139日でピッチに 場内どよめきと拍手 鈴鹿加入後初出場
「JFL、鈴鹿-大分」(14日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)
J2横浜FCから期限付き移籍した元日本代表FW三浦知良(57)が後半途中から、加入後初出場し、自らが22年の在籍時に記録したJFL最年長出場記録55歳267日を更新する57歳139日でピッチに立った。
0-1と先制を許した直後の後半16分、背番号「11」がユニホーム姿で現れると、場内から拍手とどよめきが起きた。「三浦知良、背番号11が入ります」というアナウンスと同時にピッチに入ると、定位置の前線に位置を取った。
得点を挙げれば、22年11月22日・FC大阪戦でマークしたJFL最年長得点記録の55歳259日を大きく更新するゴール。23年2月に期限付き移籍したポルトガル2部・オリベイレンセでは無得点に終わったため、入団会見ではゴールへの執着心を一層深めていた。
◆三浦知良(みうら・かずよし)1967年2月26日、静岡市出身。サントス(ブラジル)、ジェノア(イタリア)、クロアチア・ザグレブ(クロアチア)、読売クラブ、ヴェルディ川崎、京都、神戸などに在籍。93年にJリーグ初代MVP、95年には得点王に輝いた。J1は326試合出場139得点、J2は249試合出場24得点。2022年10月30日にJFL最年長となる55歳246日でゴールを決めた。日本代表では国際Aマッチ89試合55得点。177センチ、72キロ。