J1町田 東京V相手に3連勝決めガッチリ堅首 GK谷が好セーブ連発!黒田監督も絶賛「本当に頼もしい」
「明治安田J1、東京V0-1町田」(14日、味の素スタジアム)
首位の町田は東京Vを1-0で下し、3連勝で勝ち点49に伸ばした。G大阪は鳥栖を2-0で退け、2連勝で同44として2位浮上。鹿島は横浜Mに1-4で敗れて同41から伸ばせず、横浜Mは連敗を4で止めた。名古屋は柏に2-1で逆転勝ちし、8試合ぶりの白星。広島は1-0で福岡に競り勝ち、C大阪は1-1で川崎と引き分けた。湘南は磐田に5-0と快勝し、今季初の2連勝。浦和は京都と引き分けた。
前半6分に奪った虎の子の1点を守り切り3連勝。首位をガッチリと堅守した。黒田監督は「2点目をとることよりも、1点を死守していくことが次のゲームにつながることを選手全員が志向してくれた」とたたえた。
5-0と大勝した東京Vとの前回対戦で、得点を演出したDF鈴木を約1カ月ぶりに先発起用すると、早速その狙いがハマる。前半6分に鈴木が右サイドからゴール前中央へクロスを供給。これにFW藤尾が飛び込むと相手のオウンゴールを誘う形となり先制した。
後半は相手の猛攻を受けるも、GK谷が好セーブを連発しゴールを死守した。谷は「ゼロで終わるのが何よりの結果」とキッパリ。指揮官も「本当に頼もしい。彼の精神が充実しているからこそのセーブ」と絶賛した。
好調のチームだが、ここからは海外移籍が発表されたMF平河と、パリ五輪に向かう藤尾を欠く戦いが続く。それでも黒田監督は「チームが一丸になれるタイミングでもあると思う」と自信。“二枚看板”なしでも、強さを証明する。