五輪バックアップメンバーのDF鈴木海音 悪夢のOG→約半日後にパリへ出発「悔しさで寝られなかった」五輪での進化誓う

 羽田空港で取材に応じたパリ五輪サッカー男子日本代表バックアップメンバーのDF鈴木海音
 羽田空港からフランスへ向かったパリ五輪サッカー男子日本代表バックアップメンバーの(左から)GK佐々木雅士、FW植中朝日、DF鈴木海音 ファンからの応援メッセージが書かれた国旗を手に
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 パリ五輪男子サッカー日本代表のバックアップメンバーのDF鈴木海音(21、磐田)が21日、フランスに向けて羽田空港から出発した。前日の京都戦では自身のオウンゴールもあり、チームは降格圏の18位に転落。「悔しさもあって寝られなかった。チームに還元するために自分がもっと成長しないといけない」と大舞台での進化を誓った。

 悪夢から約半日-悔しさが残る中、次の舞台へと気持ちを切り替える。前日夜、降格圏を争う京都と対戦しフル出場した鈴木。1-0とリードしていた後半34分、ロングボールに抜け出した相手FW原に対応し苦しい体勢の中でクリアを試みたが、無情にも絶妙なループシュートのような形となり同点オウンゴールを献上した。その後逆転を許し、チームは降格圏の18位に後退。痛恨の敗戦後すぐにタクシーで移動し、ほぼ寝られなかったという鈴木は胸の内をこう明かした。

 「やっぱりチームとしてすごく重要なゲームでしたし、前節の試合もアウェイで0対5っていう試合をしてしまって。それでもずっと声を出し続けてくれたサポーターの方々に、しかもホームで絶対勝たなきゃいけないっていう試合で自分がああいうオウンゴールっていう形につながってしまい、そこから逆転もされてしまった。すごいまだまだ自分の力のなさを痛感した」

 ここから日本代表へと合流する中、鈴木は「切り替え」よりも「還元」への意識を口にした。「自分の成長につなげたい。やっぱりチームに勝利をもたらすことしか、もう返すことができないと思うので。もちろん代表活動とジュビロっていうチームは結構別のものだと思ってるんで、そこはうまく切り替えなきゃいけないですけど。チームに還元するために自分がもっと成長しなきゃいけないなっていう風に思います」と話した。

 五輪ではルール変更で、メンバーの入れ替え理由が負傷や病気だけでなく、疲労などでも可能に。さらにバックアップと入れ替わった選手の再登録が可能になり、試合ごとに22人から18人を選べるようになった。過密日程も考慮し、バックアップメンバーの鈴木が出場する可能性は高い。「試合に出る出ないに関わらず、胸を張ってチーム一丸となって戦いに行きたい」と意気込んだ。

 前日の試合後ファン、チームメート、監督からエールをもらった。「あっちでもちろんチャンスあると思うから、しっかり準備してチームに還元してくれっていう風に言われた」と、チームの思いも背負いパリへ向かった鈴木。金メダルをかけて、進化した姿で日本に帰ってくるつもりだ。

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