南葛SC・大空翼&高橋陽一誕生日の記念試合に惜敗 同日生まれのセルジオ越後氏もゲスト来場で「(高橋氏は)FIFAで殿堂入りをさせてもらいたい」
「関東1部リーグ、南葛0-1矢板」(28日、奥戸総合スポーツセンター陸上競技場)
漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼と原作者でクラブの代表を務める高橋陽一氏(63)の誕生日に行われたメモリアルマッチに、同日が誕生日で高橋氏と親交があるサッカー評論家のセルジオ越後氏(79)がゲスト来場。試合前にはエスコートパーソンも務めた。
試合は後半4分に矢板に先制を許し、そのまま得点を奪えずに敗戦。セルジオ氏は「まだ未完成ですね。風間監督がやろうとしているサッカーは未完成。厳しく言えば(プレーの)質が必要なんですよ」と辛口評価。それでも「でも、前に見た時よりもだいぶ進んでいるね」と今季から風間監督が就任してのチームの成長を感じていた。
「キャプテン翼」連載前から親交がある高橋氏については「僕も23年間、全国で普及活動をしているけど、彼は2年で僕を上回った。ものすごいフィーバーで、彼の貢献度は大きいよね」と功績をたたえた。
昨年はともに殿堂入りを果たしたが「彼はFIFAで殿堂入り(表彰)をさせてもらいたい。世界中の子どもたちの憧れをつくった。ジダンとか、イニエスタとかネイマールとかね」と賛辞の言葉はやまず。ただ「まさかチーム(南葛)を作ると思わなかった(笑)」とクラブ経営にも乗り出した高橋氏の行動力には驚きの声を上げていた。