町田・黒田監督、日本代表MF相馬の電撃加入に言及「最終的には彼が町田を選んでくれた」“デビュー戦”には慎重

 J1町田の黒田剛監督(54)が29日、非公開練習後に取材に応じ、名古屋から完全移籍で加入した日本代表MF相馬勇紀について「いろんなチームと競合したが、最終的には彼が町田を選んでくれた」と話した。

 現在2位と勝ち点差5をつけ首位を走る町田。その原動力だったMF平河悠が7月上旬に海外移籍のためチームを離脱した。「去年から彼の貢献度がすごい高かった。攻守にわたって90分間関わり続けることができた選手、または相手にとって脅威を与え続けた選手でもあった。ここを何か補充という形で埋めるわけにはいかなくて、どうしても補強につなげたかった」と黒田監督。平河の穴を埋めるだけでなく、プラスアルファの上積みが、史上初のJ1初昇格初優勝を成し遂げるための至上命題だった。

 黒田監督が青森山田高校を率いていた時、相馬が所属する三菱養和とは何度も対戦していたといい「1年生の時にすごい角度からゴールを決められた。右サイドからスターンと」と、当時から印象に残る選手だったそうだ。相馬自身、球際や1対1の部分でこだわる黒田監督の考えへの共感を口にしている。「彼もこの首位を走ってるチームのサッカー、またわれわれの日々の取り組みっていうものに共感を得て、ここでやってみたいというのもあると思う」と語った。

 リーグ戦は中断期間だが、直近では31日に、日本代表のFW伊東純也、FW中村敬斗が所属するフランス1部スタッド・ランスとの一戦を控えている。相馬の町田“デビュー戦”に期待が高まるが「ケガしてきているので、慎重に行かないといけない」と厳しい見通しを示した。

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