神戸が0-3完敗 退場者2人で後半は9人で川崎相手に奮闘も 中断明け初戦を落とす
「明治安田J1、川崎3-0神戸」(7日、Uvanceとどろきスタジアム)
神戸が退場者を2人出す苦しい展開で、中断明けの初戦を落とした。
前半45分にMF飯野七聖が、相手エリア前でDFと接触して転倒したかと思われたが、シミュレーションを取られて、この試合2枚目のイエローカードで退場となる。
すると後半12分にCKから川崎MF家長に頭で合わされて先制点を献上。さらに後半19分には、DFトゥーレルが副審へ向けてボールを蹴り出してレッドカードの一発退場。9人で戦う展開となった。
後半26分には川崎FW山田に追加点を奪われ、終了間際にも追加点を許して敗戦。吉田監督は「2人の退場者を出して、ゲームは終わってしまった」と話した。
さらに、トゥーレルの退場の場面についても「退場なのかどうかなと思う。ちゃんと普通に(副審に)パスしただけ」と納得できない表情。試合後に審判と話したことについては「異議ではない。トゥーレルも強いシュートで人に向かって蹴ったら退場だと思うが、本人もそういう意図で蹴っていないということを伝えた」と説明した。
その上で「悪意があってもイエローカード。本人は外国人だからそういう風に思われるのかと思っているし、そういうつもりは全くないと言っている。そこは理解してほしいと伝えた」とした。
飯野の退場についても「あのピッチ状況で普通にダッシュで走っていて転んでいる選手はたくさんいる。すごい(芝が)剝がれているところもあってコンタクトがなくても倒れることだってある。2枚目(のイエロー)があれで出るのもどうかなと思う」と疑問を呈していた。