神戸・武藤 2人退場して敗戦で判定に怒り心頭「あんなのあり得ない。フラストレーションがたまる試合」
「明治安田J1、川崎3-0神戸」(7日、Uvanceとどろきスタジアム)
神戸が退場者を2人出す苦しい展開で、中断明けの初戦を落とした。試合後に審判へ説明を求めていたFW武藤嘉紀は、判定に疑問を呈した。
前半45分にMF飯野がシミュレーションを取られて2枚目のイエローカードを受けて退場。後半19分にはDFトゥーレルが副審へ向けてボールを蹴ったとして、レッドカードで一発退場。9人となった神戸は川崎に追加点を許して敗れた。
武藤は「2つ目(の退場)ですよね。あんなのあり得ないですし、誰がどう見てもあれが故意かと、一発レッドになるシチュエーションでもない。フラストレーションがたまる試合だった」と怒気を含んだ言葉で、判定に異を唱えた。
トゥーレルは副審へ向けて軽くボールを蹴り、そのボールは副審の股を抜けていった。試合後に説明を求めたが「何でなのかと聞いたが無言を貫いていた」という。さらい川崎の選手からも理由を聞かれたとして「川崎の選手ですらそう言っている。相手も?が付くぐらいの退場だった」と苦笑いだった。
それでもトゥーレルらが次戦出場停止の中で、連戦が続く。武藤は「僕たちはしっかりと結果を受け入れて、次のマリノス戦に向けて立ち上がらないといけない」と気持ちを入れ替えていた。