浦和の主将・MF伊藤が海外移籍準備のためチーム離脱 今季2人目となる主将の海外移籍に「これまでの人生の中で最も難しい決断」

 J1浦和は10日、主将を務めるMF伊藤敦樹(25)が海外移籍への準備のためチームを離脱すると発表した。

 伊藤は浦和の下部組織から流経大を経て21年に浦和に加入。大型のボランチとして期待を受け、1年目からリーグ戦36試合に出場すると昨年は日本代表に初選出。国際Aマッチ3試合に出場を果たした。

 浦和は今夏に主将の元日本代表DF酒井宏樹(34)、副主将の副主将のDFアレクサンダー・ショルツ(31)ら主力4選手が移籍。その後に伊藤が主将へ就いたが、シーズン中に2度目の主将の移籍という異例の事態に。クラブは副主将を置かず、GK西川周作(38)が新主将となることも合わせて発表した。

 伊藤はクラブを通じて「僕にとって浦和レッズというクラブは、いちサッカークラブを超えた特別な存在です」と浦和への思いをコメント。その上で、主将を務めながら海外移籍をすることに「このタイミングで離れるという決断は、これまでの人生の中で最も難しい決断でした」とした。

 周囲の意見も聞きながら悩み抜いた末の結論であることも明かし、一番の決断理由を「日本代表として日の丸を背負って2026年のワールドカップでプレーしたいという気持ちがとても大きく、そのためにはこのタイミングで挑戦するのが一番良いと考えたからです」と説明した。

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