J1町田、初昇格初優勝の偉業へ本気姿勢 日本代表DF中山雄太の獲得を発表 MF相馬勇紀に続いての大型補強
J1首位の町田は14日、イギリスのハダースフィールドから日本代表DF中山雄太(27)が完全移籍で加入することを発表した。
中山はクラブを通じて「優勝するためにここに来た事、今の自分にとって何が必要かを考えた末に決断してきました」と経緯を説明。「FC町田ゼルビアに関わる全ての方々と共に勝利だけを目指してやっていきます。新たな歴史を刻むために日々精進して参りますのでよろしくお願いします。天空の城 野津田でお会い出来ることを楽しみにしております」とコメントした。
中山は柏の下部組織を経て、15年に柏でJリーグデビュー。Jリーグ通算76試合で6得点を記録した。その後、オランダ1部のズヴォレへ完全移籍。22年夏から今夏までイングランド2部リーグのハダースフィールド(来季から3部に降格)でプレーしていたが、契約満了で退団となっていた。今季は3月に膝を負傷して離脱。在籍2季で公式戦39試合に出場し、2得点2アシストを記録した。19年に日本代表デビューし、これまで通算22試合に出場している。
町田にとって今夏に加入したMF相馬勇紀(27)に次いで、現役日本代表クラスの大型補強となった。初昇格初優勝の偉業達成に向けた、クラブの本気の姿勢がうかがえる。