川崎FW山田新は偉業ならず 無得点で史上2人目4試合連続複数得点逃す 前半4分は痛恨オフサイド「決めていれば違う展開に」

 横浜Mに敗れ、肩を落とす川崎イレブン
 前半、ボールを奪う川崎・高井(右端)
 前半、競り合う川崎・大島(手前左)と横浜M・山根
3枚

 「明治安田J1、川崎1-3横浜M」(17日、Uvanceとどろきスタジアム)

 川崎のFW山田新が大記録には届かず。チームも6月16日・神戸戦以来となるリーグ戦での敗戦で連勝が3で止まり、悔しさをにじませた。

 この試合まで3試合連続で2得点を挙げていた山田。4試合連続複数得点となれば、98年・中山雅史(磐田)以来、2人目の記録だった。だが、前半4分に裏へ抜け出して自ら持ち込んでのゴールを決めたかと思われたが、判定はオフサイド。その後の好機でもゴールネットを揺らすことはできなかった。

 チームも後半に3失点で敗戦。山田も「ボールを握られた中でチャンスもあった。そこで決めていれば違う展開になった」と悔しさがにじむ。それでも「ゴール前の感覚は悪くない。そこは継続しつつ、チームとしてより多くのチャンスを作れるようにしたい」と次を見据えた。

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