ブライトン・三笘 決めた開幕弾!昨年9月以来の公式戦ゴール 「久々のプレミアリーグで楽しかった」

 「イングランド・プレミアリーグ、エバートン0-3ブライトン」(17日、リバプール)

 各地で開幕節が行われ、ブライトンのMF三笘薫(27)はアウェーのエバートン戦で前半25分ごろに昨年9月以来のゴールとなる先制点を決めた。後半44分まで出場し、3-0の勝利に貢献した。サウサンプトンに加入したDF菅原由勢は敵地のニューカッスル戦で初出場。前半のみプレーし、0-1で敗れた。

 半年ぶりに公式戦に戻ってきた三笘が、今季もブライトンに欠かせない存在であることを証明した。昨季途中から腰痛で長期離脱していたが、先制点を決め「久々のプレミアリーグで楽しかった。準備はしてきたので、それが今季どう出るか自分自身でも楽しみ」とうなずいた。

 前半25分に自陣深くでボールを奪ったプレーが起点となった。ドリブルで一気に上がって味方に預けると、そのままゴール前まで走り込んで右クロスを右足で合わせた。日本代表を含めて公式戦のゴールは昨年9月以来。「プレシーズンも点を決められなかったが、練習ではいい感覚があったのでチャンスは来ると思っていた」と胸を張った。

 後半21分にはトラップミスを見逃さずに球を奪って抜け出すと、後ろから倒されて相手は一発退場に。攻守に左サイドで躍動し「コンディションは良いが、まだまだ上がる」と自信を示した。

 31歳のヒュルツェラー新監督の下で迎えたプレミア3季目。理想的なスタートにも「まだ38試合の一つに過ぎない」と足元を見つめた。

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