日本代表DF中山雄太が“町田のサッカー”の順応に手応え「チームのコンセプトが分かってきた」 次節新潟戦もCBで出場か

 練習中、笑顔でチームメートとコミュニケーションを取るDF中山雄太
 ゲリラ豪雨の中、ポンチョ姿でトレーニングを見守った町田・黒田剛監督(中央)
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 J1首位を走る町田の日本代表DF中山雄太(27)が22日、町田市内で新潟戦(25日、デンカビッグスワンスタジアム)に向けた練習後に取材に応じ、「チームのコンセプトが分かってきた」と黒田剛監督(54)が指揮する“町田のサッカー”への順応に手応えを口にした。

 14日に町田への加入が発表された後、17日の磐田戦で即スタメンでフル出場を果たした中山。開始4分に先制ゴールを決めてチームの4試合ぶりの勝利に貢献し、自身6年ぶりのJ復帰戦で最高のスタートを切った。中山は「長い離脱から90分やれたことが間違いなく自分にとっては大きかった。トップコンディションではない中でも全力を尽くして結果が出たっていう部分は良かったかな」と試合を振り返る。

 全体練習に合流してから約1週間が経過したこの日は、途中ゲリラ豪雨に見舞われながらも、実戦練習でチームメートに自らコミュニケーションを取りに行く場面が見られた。なじみ具合について聞かれると「どうなんですかね」と苦笑。ただ、表情を戻した中山はこう続けた。

 「チームのコンセプトも分かってきましたし、日に日に情報量っていう部分では、自分にとって得られるものが多いです。そうなってくると全体像も、もっとイメージもしやすい。かつ自分のプレーとのマッチング、あるいは町田のサッカーへの還元、成長の部分っていうのはすごくイメージしやすいかなっていう風に思います」

 実戦形式の練習ではCBの左でプレー。この日、DFドレシェヴィッチが練習場に姿を見せなかったため、17日の磐田戦同様に次の新潟戦もCBで出場する可能性がうかがえる。

 新潟は6月に1-3で敗れた相手。カウンターから2失点を許すなど、曖昧な守備が目立った町田らしくない試合だった。ただ、映像を確認したという中山は「自分が入ればあそこは問題ないっていう風に思います」と頼もしく語る。「やってみなきゃ分からない部分もありますけど、しっかりと前回の反省が自分のプラスアルファで補えたり、良くなるようなものにできれば」と意気込んだ。

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