久保建英 先発落ちで監督に不満あらわと地元紙報道 両手を両耳の決勝ゴールパフォーマンス

 「スペイン1部、エスパニョール0-1レアル・ソシエダード」(24日、バルセロナ)

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英が今季チーム初勝利の立役者らしからぬ表情で自身の決勝点を祝った。スペインのスポーツ紙、マルカは先発落ちの不満がありアグアシル監督に対するメッセージだったのではないかとみている。

 久保は24日のリーグ2節エスパニョール戦で66分から途中出場、80分に右サイドからのドリブル突破からこの試合唯一のゴールを決め、勝負を決めた。久保のゴールは今年2月18日以来半年ぶりだった。

 問題のシーンはここからで、久保は両手を両耳にあて、続いてユニホームの両肩部分を持つことで自身の名前をアピール。この間ずっと厳しい表情を通しておりゴール後の喜びとは対照的なものだった。

 イマノル監督は試合後、久保について「才能がある選手は違いを生み出せることが容易にできる。今日タケはそれをした。これまでたくさんの出場時間やチャンスがあった。今回が彼の助けになれば。ベンチから出てきた選手が今日のようにチームの役に立つのはとても重要なこと」だとした。

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